マテリアルコストの計算方法 〜リーパー編〜

ゲーム理論

ここではリーパー駒のマテリアルコストを計算していきましょう。

駒の要素における重みづけ

まず始めにマテリアルコストを計算したい駒のモーション(動き)を要素に分解します。

一般的な駒の要素は、5つに分かれます。

  1. リープ[Leap]
  2. ライド[Ride]
  3. 捕獲のみ[Capture Only]
  4. 移動のみ[Move Only]
  5. ハードル[Hurdle]

この1〜5の要素それぞれに表記と重みづけが存在します。

これらを表にまとめました。

盤における重みづけ

次にチェッカー模様の盤における重みづけを行います。

チェッカー模様(市松模様)の明るいマス[Light Square]と暗いマス[Dark Square]それぞれに重みづけを行います。

この図のように、明るいマス(白いマス)の重みづけは[×1]、暗いマス(水色のマス)の重みづけは[×0.5]となります。

[Light Square]=[×1]

[Dark Square]=[×0.5]

と覚えておいてください。

具体的な計算方法

以上のことを踏まえた上で具体的な計算をしていきましょう。

計算方法は、

{(駒の要素における重みづけ)×(盤における重みづけ)}

を行うだけです。

歩兵のマテリアルコスト計算

将棋の歩兵と呼ばれる駒は、前方に1マス前進することができます。

わかりやすく図で示すと、以下のようになります。

この図の”○”は、”Ⓛ”と同じ意味だと考えてください。

なので、

(駒の要素における重みづけ)=Ⓛ=1

(盤における重みづけ)[Light Square]=[×1]

なので、

歩兵のマテリアルコストは、

(駒の要素における重みづけ)×(盤における重みづけ)[×1]1MtC

となります。

銀将のマテリアルコスト計算

将棋の銀将の動きは、前方に1マス及び斜めに1マス動けます。

先ほどと同じように、わかりやすい図を用意しましょう。

ここでも”○”を”Ⓛ”と考えてください。

銀将の場合は、

[Light Square]が1つ

[Dark Square]が4つ

よって、

(駒の要素における重みづけ)=Ⓛ=1

(盤における重みづけ)=[Light Square]=[×1]

(盤における重みづけ)=[Dark Square]×4=[×0.5]×4

よって、

[×1]+1[×0.5]×4=1+2=3MtC

となります。

ポーンのマテリアルコスト計算

チェスのポーンは、前方1マス移動のみ、及び斜め前方に捕獲のみ、の動きができます。

わかりやすい図を見てみましょう。

前回と同様に計算していきます。

[Light Square]が1つ

[Dark Square]が2つ

(駒の要素における重みづけ)=△=1/2

(駒の要素における重みづけ)=×=1/2

(盤における重みづけ)=[Light Square]=[×1]

(盤における重みづけ)=[Dark Square]×2=[×0.5]×2

よって

1/2[×1]+1/2[×0.5]×2=0.5+0.5=1MtC

となります。

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